桜会だよりvlol3のこたえ
- 390e-juku
- 2022年5月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年4月5日
こんにちは。桜会塾の林です。
今回は、「みかん7こを10人でわけるには、どうしたらいいでしょうか?」という問題でしたが、いかがでしたでしょうか?
今回は普段問題が苦手なAくんが、問題をみてすぐに答えることが出来るなど、出来る、出来ないがはっきりした問題だったように思います。
では、問題のこたえを発表します。
こたえは・・
ジュースにする。
でした。
「それはない」という意見が、答えを教えた生徒には多かったです(笑)。
確かにちょっとズルい気がしますね😅
ただ、この問題で伝えたかったのは「固定観念」の危険性です。
この問題、高校生の正答率がとても低かったのですが、それには理由があります。
高校生は小学生に比べて、問題を解く経験値が高いです。そのため、しらずしらずのうちに
「こう書かれていたら、どうせこう答えるんでしょ」と答えを先読みしてしまうくせが
ついてしまっています。
そのため問題文の誘導にひっかかり、「問題の読み間違え」や「思い込みによる内容理解のミス」など「ケアレスミス」というものが起こってしまうわけです🙅♀️
こうならないようにするには、どうするか?
「逆に」という考えを意識することが重要です。
今回の問題では、みかん7コを10人にわけるという問題でしたので、「逆に」10人は大人でも子どもでもよい、「逆に」みかんの大きさは自由である、「逆に」分けれればどんな形でもよい・・・
つまり書かれていないものは自由でしょと考えて実例を挙げてみる、ということです。
そしてこれが、読解力の一つ「文章解釈」の力に該当します。
国語は勉強の仕方・教え方が非常に難しい科目ですので、今回のような「文章解釈」の力の不足で起こった間違えも「ケアレスミス」の6文字で片づけてしまうことが多いです。
読解力は国語だけでなく、様々な科目でも大事になってくるので、「逆に」という考えを意識してしっかり鍛えていきましょうね❗
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