勉強が出来る子になる
- 390e-juku
- 2023年11月9日
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みなさん、こんにちは。桜会塾の林です。
今、祇園東中学校の3年生は定期テストの真っ最中ですね。私立高校の推薦を受験するT君は、学校のテスト勉強と推薦入試の対策でこれまでにないくらい一生懸命勉強をしています。私立高校の推薦入試は、第5回テストのだいたい2週間後にあるのが多いと思います。
このしんどい時期を私立高校の推薦入試を受験する人はもう一度経験することになると思いますが、安心をして下さい。
T君のように今しんどい経験をしていると、次に同じようなしんどさを経験しても精神的には余裕を持つことが出来ます。
今の頑張りは、必ず次につながりますので、私立高校の推薦入試を受験する人は、頑張りましょう!
さて、表題の「勉強が出来る子になる」とは、実は桜会塾に今年の3月からきているO君のことです。
今週の授業前にいつものように「質問ある?」と聞くと、「たくさんあります。」といい、「この問題はここまで解けたけど、どうしたらよいかわかりません。」「この問題は解説はわかりましたが、なぜそうなのかわかりません。」とどんどん質問をしてくれました。
それを聞きながら、僕は心の中で2回「O君、頭いいな」と感心していました。
1回目は、「質問ある?」と聞いて、「たくさんあります。」と答えたところ💮。
2回目は、質問がキチンと出来ていたところ💮。
入塾当初のO君は、「質問ある?」と聞くと、「ありません」と答え、わからない所がない
はずの問題で間違えて「どこまで解けた?」と聞くと、「解き方がわかりません」と答えるような生徒でした。
これまでたくさんの子を指導してきましたが、このような答え方をする生徒は、勉強が出来ないことが多いです。中には家でも努力しているのに伸びない子もいたりしました。
では、「勉強が出来る子」と「勉強が出来ない子」の違いは何か?となりますが、
自分の考えを持っているか、が大事だと考えます。
勉強が出来る子は、「問題文を読み、解き方を考え、そして問題を解きます」
だから、答えを間違えたときに、問題文の読み方が違うのか、解き方にもっと効率の良い方法はないのか、疑問が次々に浮かんでくるため、たとえ正解をしていても疑問は出てきます。
反対に、勉強が出来ない子は、「問題文を読み、問題を解きます」
だから、間違えた時は、解説をみて「今回はこのパターンね」と解き方を暗記するので、疑問も抱きません。その結果、「質問ある?」「わからないところある?」と聞かれると、「ないです」と答えざるをえなくなります。
学校のテストや入試では、解答が複数あることはまずありません。
そのため、勉強が出来るようになるには、「自分の考え=答えや解き方を推測する」という論理的思考力が必ず必要になります。
問題を解くときは、「みたことのない1問」を意識し、自分の考えを持つことを目指していきましょう!
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