きちんと知っておいて欲しい【広島県の本当の学力レベル】
- 390e-juku
- 2023年8月19日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年8月23日
毎日暑い日が続きますね🌻。桜会塾では今週で夏期講習が終わります。
受験生の全員が夏休みやるべきことをきちんと終わらせることができ、「夏休みあっという
間におわった。」と話す生徒もいるなど、みんな充実した夏期講習をすごすことができました💮。
あとは、模試や過去問演習を積み重ねていく中で自信を確信に変えていくだけですが、厳しい夏期講習を乗り越えた塾生たちならきっと大丈夫だと信じています😎。
さて、今回は「学校の成績はいいのに、模試の成績が悪いのはなぜでしょう?」について書いていきます。
結論からいうと、「母集団」のレベルが違うからです。
実は、広島は大学受験が得意ではないみたいなんですね。そのため、学校の成績はいいけど、模試の成績が悪いとなってしまいます。
「そんなわけないでしょう」「広島はレベルが高いってみんな言ってます」・・・
驚いた声が聞こえてきそうですが、ちょっとデータを検証してみます。
これは公立のG北高校に通っていた塾生の全国模試のデータです。
2020年 全国偏差値 49.4 校内偏差値 57.9 校内順位 34位
2021年 全国偏差値 42.7 校内偏差値 52.1 校内順位 66位
2022年 全国偏差値 42.7 校内偏差値 51.9 校内順位 58位
公立のG北高校は最新の高校受験偏差値では、偏差値56とされているので、広島県内の中ではおおよそ中の上くらいの学力層の子達が通っていると考えられます。
みてのとおり校内順位は悪くはないのですが、全国偏差値をみてみると、かなり悪いのがわかります。しかも3年連続で似た結果が出ています😔。
2020年といえばちょうどセンター試験が共通テストに切り替わった年ですね。
なので、広島は「思考力」を問う問題が苦手だとわかります。
先日、文部科学省が発表した今年の全国学力テストでは、中学3年生が国語は全国と同程度、数学と英語は全国を下回るという結果がでていましたが、ちょうどそこでも基本問題の正答率は高いが、応用力を問う問題では正答率が悪いとなっていましたね。
来年は共通テストが再び変更され、「情報」などの新たな科目が追加されるだけでなく、国語に「記述問題」が追加されるなど、思考力は今まで以上に重要になってきます。
そのため、これから大学受験を迎える広島県の高校1年生や高校2年生は、是非広島県のレベルを踏まえた上で、「みんな」と同じこと、の危険性を理解しながら受験勉強の準備をすすめていってほしいと思います。
最後に、今の高校2年生・高校1年生が勉強する際に絶対にやってはいけないことを1つだけ教えます。
それは、「棒暗記」をしない❗
「この問題はこう解こう」「なんで?」「こうすると早いからだよ」「なるほど」
これが「棒暗記」の典型例です。「原理のわからないものは、使うときは気を付けないといけない」うろ覚えですみませんが、ハリーポッターの中でロンのお父さんが話していた言葉だったと思います。今でもとても印象に残っている言葉です。
まったくもってその通りで、今の入試では「原理」がわからないと解くことができない問題がほとんど出題をされますので、上のような会話をした経験がある人は、要注意です。
手前みそになりますが、桜会塾では、こんな勉強法は絶対にしません😁。どこからこの解き方をしたのか、そもそもこの解き方は自分にとって本当に楽なのか、生徒一人一人の適正や志望校のレベルに合わせた解き方をすすめており、合格実績は他にひけをとりません!
夏がおわり、そろそろ受験のための塾を探している高校1年生、高校2年生の人は是非、当塾へお越しください!!
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